なぜ出会いがないと感じているのか、「出会いがない」と感じている人の事情はさまざまです。
出会いが全くないわけではなくても、交際に発展させられない原因を探ってみましょう。

職場に異性が少ない

「職場に異性が少ない」とよく耳にします。異性がほとんどいない職場で働いている方は、交際・結婚に発展する出会いに恵まれないことがあります。

職場に異性が少なく、家と職場を往復する生活をしている方は、職場以外の場所に足を運ぶよう意識してみましょう。

いつも同じメンバーと一緒に居る

いつも同じメンバーで遊んでいる方は、新しい出会いがなかなか広がっていきません。知らない人ばかりの場に飛び込む勇気がない場合は、見知った友人の友人を紹介してもらうなどして、少しずつ出会いの輪を広げていくよう意識してみましょう。

自分に自信がない

自分に自信がないと、お相手とのコミュニケーションがうまくとれない傾向があり、出会いがあってもお相手との関係をなかなか深められません。
こうした方は、職場の異性と挨拶や簡単な会話などから始めていき、異性と会話する練習を積むことで、出会いを交際に発展させましょう。

自分からアプローチできない

自分からアプローチせずに受け身ばかりだと、出会いの場に行ってもお相手から声をかけられない限り、恋愛に発展できません。
積極的にアプローチしてくれるお相手と交際に発展することもありますが、積極的な方よりも出会いの数が減ってしまいます。

自分からアプローチできれば、恋愛・交際に発展する確率はあがっていくので、出会いの場では自分から積極的に動きましょう。

経済力がないことを気にしている

男性の中には経済力がないことを気にして、女性に対して積極的にアプローチできない方もいます。
内閣府の調査でも、結婚しない理由について「結婚後の生活資金が足りないと思うから」と答えた未婚の男性の割合は35.6%（複数回答可）にも上っています。

結婚しない理由、交際しない理由、出会いの場に積極的に出向けない理由のひとつにはなるでしょう。

ただし、「令和2年版　厚生労働白書－令和時代の社会保障と働き方を考える」によれば、2019年に妻がいわゆる専業主婦である世帯が582世帯だったのに対し、共働き世帯1,245世帯と、共働き世帯が妻が専業主婦である世帯の2倍以上になっています。
そのため、男性だけが家庭における経済的な責任を負わなければいけないと考えている女性は少ないことがわかります。
。経済力に自信がない場合でも、ネガティブに考えずに行動してみることも出会いを探すうえで大切です。

参考：内閣府「平成21年度 インターネット等による少子化施策の点検・評価のための利用者意向調査　最終報告書」
参考：厚生労働省「令和2年版　厚生労働白書－令和時代の社会保障と働き方を考える」

高望みしがち

実際には出会いがあっても、高望みばかりしていると自分の理想の条件に合わない人が弾かれてしまい、結果的に出会いがない状態に陥ります。理想と現実を区別し、譲れない希望条件を1つにし、希望条件のすべてに当てはまらなくてもまずは会ってみるといった柔軟さを取り入れてみるようにしましょう。

恋人が欲しくない人にアプローチしている

恋人が欲しくない人にどれだけ熱心にアプローチしても、交際に発展させるのは難しいです。意中のお相手が恋人が欲しいと感じるタイミングを見計らってアプローチするか、別のお相手との出会いも視野に入れて行動しましょう。

職場

職場は、結婚につながる出会いが多い場所のひとつです。国立社会保障・人口問題研究所が行った調査によれば、夫妻が出会ったきっかけ「職場や仕事」と答えた割合が2番目に多く28.1%という結果でした。

職場には出会いがないと感じていた方も、意識して周りを見渡してみると、距離があまりに近すぎて恋愛対象でなかった方の魅力に気付くこともあります。ただし、仕事にプライベートな事柄を持ち込みたくない方もいるため、お相手の気持ちを慮りながら慎重にアプローチしましょう。

友達の紹介

友達の紹介は、結婚相手を見つける有力な方法のひとつです。国立社会保障・人口問題研究所が行った調査によれば、夫妻が出会ったきっかけで最も多いのが「友人・兄弟姉妹を通じて」（30.9%^※1）と、身近な人の紹介によるものでした。

友達から紹介してもらうと、友人からお相手のプロフィール等を教えてもらえるため、事前の心づもりがしやすくなります。ただし、友達に紹介してもらえるお相手の人数には限りがあるため、いつまでに交際・結婚したいという目標がある方は、他の方法も並行して試してみるとよいでしょう。

※1：国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査」

マッチングアプリ

マッチングアプリは、出会いを求める方にアプリ上での交流を通じて、出会いの場を提供するサービスです。プロフィールを登録して条件の合う方とマッチングし、メッセージを交わしてお互いの気持ちが合致した場合に会う、交際するといったフェーズに進みます。

利用料金相場は月額4,000円程度ですが、中には無料で利用できるものもあります。会員数が多く、たくさんの人の中からお相手を探せるのも特徴です。

いつでもどこでもお相手探しができるのが魅力ですが、マッチングしてもお相手と地道にメッセージを交わす必要があるため、メッセージのやりとりが得意な方、自力で積極的にアプローチできる方に向いています。
また、人気の会員にメッセージを送っても会員数が多いため、たくさんのメッセージに埋もれてしまう場合もあります。自分の理想のお相手がいた場合はこまめなアプローチを心がけましょう。

最近は犯罪に巻き込まれるケースが多発してます。くれぐれも注意が必要です！

婚活パーティー・街コン

婚活パーティーは、結婚相手を探している方が集まるパーティーで、形式がパーティーではなく、エリア別に開催される飲み会になると街コンと呼ばれます。会費の相場は1回あたり3,000～5,000円です。

形式にもよりますが、50～100人が参加するパーティーもあるため、短時間でお相手の印象に残る工夫が必要です。婚活パーティーの担当者によれば、自己紹介で共通点を見つけて「〇〇一緒ですね！」と話したり、「それについてはまた今度会ったときに話しましょう」と次回につなげる言葉を添えたりすると、パーティー終了後に連絡先を交換したい人として指名してもらいやすくなります。

フリータイムでは受け身ではなく進んで行動しましょう！

結婚相談所

結婚相談所は、結婚したい人に出会いの場とサポートを提供するサービスです。独身・収入証明書の提出が義務付けられていることから、結婚への真剣度が高い方が集まりやすい傾向にあります。

また、プロフィールを予め登録し、お互いの希望条件に合う人とだけお見合いできるため、フィーリングが合えば、結婚を前提とした交際に発展しやすいのも特徴です。費用は、入会金5～10万円、月会費1～2万円かかるほか、結婚が決まって退会する際に成婚料として5～20万円支払うケースもあります。

他の婚活サービスに比べて料金が高額になりますが、結婚相談所は婚活のプロが交際中のサポートやお見合い日時の調整を行ってくれるため、自力でのアプローチに苦手意識を感じている方は活動しやすい可能性があります。結婚相談所によって料金やサービス内容が異なるため、自分に合った相談所を探してみましょう。

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新しい趣味を始める

新しい趣味を始めるのも、出会いの可能性を広げる方法のひとつです。複数人で取り組む趣味の場合は知人が自ずと増えますし、読書や料理といった一人でもできる趣味も情報交換を通じて交流することもできます。

同じ趣味を持った人が交流できるSNSのタグやオンラインコミュニティを活用して、趣味の合う方と出会いを探してみましょう。同じ趣味の方とは会話も広がりやすく交際に発展する可能性も高くなるでしょう。

新しいことを始めるのは運命をも変える大きなきっかけになりかねません無趣味の方は是非初めて下さい。

出会いの場に出かける

出会いがないと感じている方は、出会いの場に積極的に出かけてみましょう。出会い系居酒屋や、結婚相談所、婚活パーティー・アプリといった婚活サービスには、出会いを求めている方が集まっているため、交際・結婚に発展しやすくなります。

 

清潔感のある服装を意識する

汚れやシワがない清潔感のある服装を心がけましょう。服装以外にもヒゲが伸びている、髪がボサボサといった状態で出会いの場に行くと、「適当な気持ちで来ているのかな？」と思われてしまうことも。出会いの場では短時間でお互いを見極めるため、悪い印象を与えないよう意識してください。

また、個性が強い服装は多くの人に受け入れられにくいため、ある程度親しくなるまではシンプルな服装を心がけるとよいでしょう。

 

自分から積極的に動くことが苦手な方は、婚活のプロがいる結婚相談所での活動も方法の一つです。

結婚相談所では、出会いの場を提供するだけでなく、担当者が過去の恋愛や結婚観をヒアリングしたうえでアドバイスしてくれるため、これまでとは違った結果が得られる可能性があります。

結婚相談所での活動に興味がある方は一度利用してみてはいかがでしょうか。